単身赴任の移動で新幹線に乗るならスマートEXが超便利!

新幹線

チケットレスで新幹線に乗れるってのが手軽過ぎる

単身赴任生活が始まって、我が家で回数が増えたのが新幹線での移動

それまでは新幹線に乗るのは専ら旅行や盆暮れ正月の帰省時のみで、きっぷもほとんど事前予約をしたものを駅の券売機や窓口で発券、購入していました。

ま、帰省やレジャーで新幹線に乗る時って家族が一緒だから、みんなでまとめて指定席取らなきゃいけないんで、繫忙期なんかは特に早めに予約しないと席がなくなっちゃうのでね。

そこに来て突然始まった夫・NASAの単身赴任生活。本人だけの移動もさることながら、妻のミセスも単独で行ったり来たりをする機会が自然と増えた。

これまでは家族全員で新幹線乗ってたんだけど、一人で乗る時は別に自由席でいいし、きっぷの購入も直前でいいやってなる。

そんな新幹線きっぷの直前購入ですが、わざわざ駅の窓口や券売機に並ばなくても、いまはスマホでちゃちゃっと出来ちゃうんですね~。

しかもSuicaなどの手持ちの交通系ICカードを登録すれば、なんとチケットレスで新幹線の改札をくぐれちゃう!

新幹線の改札って、乗車券と特急券を2枚重ねて入れなきゃいけなかったり、ここまでSuicaで在来線に乗ってきちゃったけどどうすればいいの?ってオロオロしたり、不慣れだとちょっと戸惑いますよね。

それがチケットレスだと、改札にSuicaをピッてやるだけでOK!紙のきっぷを管理しなくていいから紛失の心配も無し!

まぁ、なんてお手軽なんでしょう。

実際に使ってみたので、メリット・デメリット等の使い勝手を紹介します。

スマホ1台ですべてが完了するのが最大のメリット

スマートEXで新幹線に乗るには、会員登録が必要です。ちなみに会員登録は無料です。

パソコン、スマホからスマートEXのホームページにアクセスするか、スマホのアプリから登録することができます。会員登録の詳しい流れについてもホームページに載っています。

ここできっぷの支払いに使うクレジットカードと、手持ちのSuicaなどを登録しておきます。

これで、発車時刻の4分前までの列車のきっぷを購入することができます。

かなりギリギリでもささっときっぷが買えて、発券の手間も不要となれば、駅に向かう途中のバスの中とか、移動中でもきっぷが買えちゃいますね。

チケットレスではありますが、新幹線の改札での入場時に改札から利用票という小さな紙が出てきます。

スマートEX利用票

指定席の場合は予約した新幹線の名前や席の番号が利用票に書かれています。

こんな感じで登録さえすれば誰でも簡単に利用できるスマートEXのサービスですが、ミセスが感じた一番のメリットはやはり、

チケットレスが思いのほか便利

発券の手間がないばかりでなく、改札をくぐる際にいちいちきっぷ出さなくていいのはすごく楽です。紙のきっぷだとポケット入れててトイレで落とした!なんて悲劇的な事故もあり得ますが、なんてったってその心配がない。

ミセスはモバイルSuicaを使っているため、このスマートEXにモバイルSuicaを登録しておくことによって、在来線から新幹線の乗り降りまで、スマホを改札にかざすだけでオッケー。超便利。

さらに次のメリット。

何度でも予約の変更が可能

スマートEXで予約したきっぷは、改札入場前またはきっぷ受取前で、予約している列車の発車時刻前なら手数料無料で何度でも変更が可能なんです。

予約してた新幹線の時間よりも1本早いのに乗れそうだ、なんて時も簡単に変更できますし、自由席で取っていたけど、やっぱり指定取ろうかなって時もすぐに変更できます。(もちろん指定券の差額はかかりますが)

さらに新幹線に乗るのが一人じゃなくても、家族が一緒の複数人でもスマートEXは便利です。なぜなら、

同時に6名分の予約ができる

からです。

さらに、同行者が全員交通系ICカードを持っていれば、

同行者もチケットレスで乗車できる

これがね、子連れの母親としてはかなり便利です。あ、もちろんこれをやる為にはこども用のSuicaを作ってないとダメなんですけど。

ミセスには子供が3人いますが、みんなで新幹線で移動する時って、子供のきっぷのは母親であるミセスが管理することになります。

在来線の時は乗車券だけをそれぞれに渡して、改札通ったら回収して、新幹線の改札くぐる時にはそれぞれに特急券と乗車券をまた配って、「2枚一緒に入れてよ!前から出てきたきっぷ忘れずに取ってよ!」って声かけしながらバタバタと移動する感じになります。

世のお母さま方は分かってくれると思いますが、これ、意外と面倒くさいんですよ。

それが、子供が自分のSuicaを持っていれば、新幹線の改札すらピッてやるだけで通れちゃう。

登録の仕方も簡単です。詳しい流れはホームページに載っています。

なんて便利なんでしょう。

紙のきっぷの出し入れがないというのは、本当にラクです。

そして最後のメリットは、

乗車券の往復割引がちゃんと受けられる

ご存知の方も多いと思いますが、JRでは片道の営業キロが601km以上の場合、往復で乗車券を買うと1割引になります。ちなみに参考までに、東京から往復割引が適用されるのは西明石以遠です。

この往復割引が、スマートEXでもきちんと受けられます。

往復割引もちゃんときいて、チケットレスで乗れるし、変更も無料でできるし、同行の子供もチケットレスだし、いいことづくめじゃん!これからも利用しよ!

・・・って、思ったんですけどね。

実は誤算だった最大のデメリットが一つあったんですよ。

それは何かって~と、

「特定都区市内制度」が適用されない

「特定都区市内制度」って何?って方の為に、簡単に説明すると、新幹線の乗車券で見たことあるでしょ?「東京都区内」とか「大阪市内」ってやつ。

つまり、ドンピタの東京駅までじゃなくて、東京都区内の駅までその乗車券で行けるってやつです。

ちなみに都区内だと、浮間舟渡、小岩、西荻窪、蒲田なんかまで行けます。

これが普通は新幹線の乗車券買ったら、勝手にくっついてくると思って、何も調べずにスマートEXできっぷ買ったんですよ。

そしたら、ついてこないんだって・・・。

乗車券と特急券がセットになった専用商品だから、その制度が適用されないんだって・・・。

えぇ~!嘘でしょ。

そうすると、スマートEXだと「東京駅」までしか乗車券がないから、人によっては220円くらい余分に電車賃がかかっちゃう計算になります。

たかが220円、されど220円・・・。

一人だったらまだいいけどさ、家族全員分だったら結構な出費じゃん。お弁当1個買えちゃうじゃん。

便利なんだけどさ、スマートEX・・・でも、でもなぁ。次からの利用はちょっと考えちゃうかも。

この「特定都区市内制度」が全く関係ないエリアの利用だったら、スマートEXはマジでオススメです。

まとめ

今回は頻繁な新幹線の移動にはスマートEXが超便利というお話でした。

チケットレスで購入も利用も簡単、手軽でとってもいいサービスなんですが、ミセス的唯一のデメリットが「特定都区市内制度」が適用されない事。

ここさえ改善してくれたら、使うのになぁ!惜しいなぁ!

220円を取るか、便利さを取るか・・・それはアナタ次第?!

何はともあれ、レッツエンジョイ!

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